Yaeko Shiroshita
日本画家・ 創作掛け軸作家
城下八重子
北海道八雲町生まれ、少年期を富良野で過ごす。
昭和薬科大学卒業。
薬剤師として病院や薬局で勤務するかたわら、札幌美術学園(特設絵画科)にて油彩画を学ぶ。
2007年日本画家 伴百合野に師事する。
2014年表具師 柄澤光昌に師事する。
現在は日本画家、創作掛け軸作家として毎年数多くの展覧会に出品している
<受賞歴>
2011年 法邑ギャラリー大賞展 優秀賞(Cafe&Gallery茶房法邑/札幌市)
2014年 第89回道展 新人賞(北海道美術協会主催/札幌市民ギャラリー)
2016年 第91回道展 佳作賞(北海道美術協会主催/札幌市民ギャラリー)
2019年 第94回道展 会友賞(北海道美術協会主催/札幌市民ギャラリー)
2021年 オランダ アムステルダムにて「ポールフロートが選ぶ芸術家100選
~日蘭芸術家交流展~」(オランダ王立大使館後援)日本画部門大賞を受賞
<主な展覧会・作家活動>
2015年 四月朔日(わたぬき)展(さいとうGallery/札幌市)
2016年 在ブルガリア日本大使館主催第27回日本文化月間において
さっぽろアートビーンズ展in ブルガリア
2017年 花舞小枝×ブルガリアさっぽろアートビーンズ展(大丸藤井セントラルスカイホール/札幌市)
2017年 道展会友に推挙される
2018年 1月 泉会 楪(ゆずりは)展(さいとうGallery/札幌市)
2018年 10月「日野まちなか歴史散策と秋のさじき窓アート」にて
月見豆展 (滋賀県浦生郡日野町・旧近江商人西田礼三邸)
2019年 6月 風待月展(第5回アートビーンズ展)札幌文化芸術交流センター・SCARTコート・札幌市
10月 SALON ART SHOPPING PARIS (カルーゼル・デュ・ルーブルcarrousel de lovere)
12月 自由が丘 和っしょい展(ギャラリー自由が丘)
2020年1月 新春日本画展(北都館/札幌市)
2021年 道新文化センター日本画教室を開講する
上記の展覧会の他に毎年、北の日本画展(大丸藤井セントラルスカイホール・札幌市)
移動展・アートホール東洲館/深川市)道展(札幌市民ギャラリー/札幌市)に出品している。
2018年 滋賀県蒲生郡日野町「日野まちなか歴史散策と秋のさじき窓アート」における月見豆展の様子。
<メディア>
What I feel
ー私が少年期を過ごした富良野は北海道のちょうど真ん中の盆地で夏は暑く冬は極寒の地でした。
当時、冬の早朝はマイナス30℃以下になることも多く、水蒸気がキラキラ輝く中を髪の毛でさえ自身の吐く息で白く凍り、長靴が踏みしめるキュッキュという音を聞きながら学校へ行ったものでした。
圧倒的に美しく冷たく目が痛くなるほどの白い世界に、幼い私は畏怖の念を抱きつつ感動した事を忘れることができません。
この地上には目には見えないけど大いなる存在が確かにいるのだという想いが以後の私の人生に深く根ざしています。
城下八重子